ストレッチは痩せる?痩せない?整体師が考えるストレッチとダイエットの関係

セルフケア・お手入れ
松ヶ下
松ヶ下

こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下まつがしたです。

多くの方が興味のある “ダイエット”。
そして、身近な運動である “ストレッチ”。

これらに関して、

「ストレッチは痩せる」
「ストレッチでは痩せない」

両方の意見があります。

ストレッチの種類や方法にもよると思うので、ここでは、一般的な “ジワッと伸ばすストレッチ” に限定して、私の考えをお話ししたいと思います。


■そもそも「やせる」とは?

まず、ここで少し考えてみたいのが、

「ダイエット=脂肪を減らすこと」
          だけなのか?

ということです。

もちろん、体の脂肪を減らして体重を落とすことはダイエットと言えます。

そのためには、食事や運動など、いろいろなことを考える必要があります。

ストレッチだけでは、消費カロリーも少ないので、脂肪を大きく減らすことは難しいでしょう。

ただ、

「ダイエット=体を細くすること」

と考えるのであれば、話は少し変わってきます。


■「ダイエット=体を細くすること」と考えるとストレッチにもできる事がある

ストレッチをすることによって、例えば、

・むくみが減り、線が細くなる

・こわばっていた筋肉がゆるむことで、ガッシリした感じが減る

・動かしくかった関節が、動きやすくなる

・姿勢が良くなり、体のラインが変わる

こういった変化によって、体重や体脂肪が変わっていなくても「細くなった」「スッキリした」と感じることはあります。

ですから、「痩せるとは、脂肪を減らすこと」限定して考えなくてもいいのではないかと思います。


■ストレッチによって期待できる体の変化

私は、ストレッチだけは、食事制限や有酸素運動ほど、直接的で大きなダイエット効果はないと思います。

ですが、以下のような体の変化は期待できると思います。


関節を大きく動かすことによる変化

ストレッチをすることで、普段以上に大きく関節を動かしたり、普段あまり動かしていない方向へ関節を動かすことができます。

体を動かすことで、その周辺の血液やリンパなどの流れにも影響します。

そうすることで、“むくみ”が軽くなれば、その分、細くスッキリすることもあります。

実際に施術でも、筋肉を緩めたり、関節の動きを良くしたりすることで、その部分が細くなることもあります。

それがダイエットのためでなく、膝の痛み、足の疲れの改善のための施術でも。


筋肉の柔軟性が増すことによる変化

また、筋肉の柔軟性が増すことで、普段の動作でも自然と関節の可動域が広くなる可能性があります。

例えば、脚が動かしやすくなったり、腕が上げやすくなったり、体をひねりやすくなったり。

すると、これまでよりも体を大きく動かせるようになるかもしれません。

その結果、日常生活の中で筋肉を使う量が増えれば、消費カロリーが増えることも考えられます。


つまり、

「ストレッチをしたから、たくさんのカロリーを消費できて痩せる」

というより、

「ストレッチによって、体が動かしやすくなり、その結果として普段から動きやすくなる」

という “間接的な影響” はあるということです。

私は、この「動きやすくする」というのが大切なところだと思っています。


■姿勢が変わるだけで、見た目の印象が変わる

もうひとつ大事なのが「姿勢」です。

筋肉がこわばっていたり、関節が動きにくかったりすると、本来取りたい姿勢が取りにくくなることがあります。

例えば、

・胸の筋肉がこわばっていると、
 胸を張りにくい。

・オナカの筋肉がこわばっていると、
 背中や腰が丸まりやすい。

・股関節の動きが悪いと、
 骨盤を動かしにくい。

などです。

そういった状態であれば、筋肉や関節のこわばりがゆるめば、姿勢が変わる可能性があります。

姿勢が変われば、体重が変わっていなくても、見た目の印象は変わります。

これは、脂肪が減ったということではありません。

ですが、「見た目が変わる」という意味では、ダイエットを考えるうえで無視できない部分ではないでしょうか。


■動きやすい体をつくる

そして、私がストレッチの効果で大事だと思うのが、

「動きやすい体をつくる」

ということです。

脂肪を減らすためには、食事を見直したりする以外に、歩いたり、運動したりすることも必要になるかもしれません。

ですが、

「運動しようと思っても、体が動かしにくい」

「歩こうと思っても、脚が重い」

「スクワットをしようと思っても、しゃがみにくい」

という状態だったら、運動するのも大変です。

そこで、

ストレッチをする
↓
動きやすい体をつくる
↓
運動や日常生活で動くことが苦になりにくい

という状態をつくっておくのです。

こういった理由からも、体を動きやすい作りにストレッチは良いと思います。


■実際に施術をしていて感じること

これまで多くの方を施術してきた経験や、パーソナルトレーナーの方のお話を聞いていても、

「太っている人は体がかたく、痩せている人は体が柔らかいことが多い」

という傾向があります。

もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。

ですが、脂肪が、関節や筋肉などの動きを妨げることもあります。

また、筋肉や関節を動かしてないから、消費カロリーが減って脂肪が付きやすくなったり、むくみやすくなるとも言えます。

そう考えると、「体が柔らかいから痩せる」という単純な話ではないかもしれませんが、

「体が柔らかいから、体を動かしやすい。そして動かすことで痩せやすくなる」

という関係はあるのではないかと思います。


■ストレッチのコツは「気持ちいい」

そんなストレッチですが、私がオススメするストレッチのコツは、

“頑張ってグイグイするよりも「気持ちいい」を意識する”

ということです。

ストレッチをすれば、すぐに体が劇的に柔らかくなるというものではありません。

だから「もっと伸ばさなきゃ」「痛いくらい伸ばした方が効果がある」と頑張りすぎるよりも、

「気持ちいい」
「少し痛気持ちいい」

くらいがいい思います。

頑張ってグイグイ伸ばすのではなく、ジワッ~と伸びている感じを「あぁ、伸びてるぅ~」と味わうくらい。

「気持ちいいから、またやろう」

そう思えるほうが、結果的に長く続けやすいと思います。

頑張って続けるのでなく、「気持ちいい」と感じることで、“自然に続けたくなるようにする”のです。


■最後に

ストレッチだけで大きく痩せるのは難しいと思います。

ですが、

「ダイエット=脂肪を減らすこと」

という考え方の他に

「ダイエット=細くなること」

「姿勢で、見た目が変わる」

「動きやすい体を作った方が、痩せやすい」

こんな風に考えてみると、ストレッチもダイエットのひとつの方法として、充分に活用できると思います。

よければ参考にしてみて下さいね。






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