
こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下です。
巻き肩・猫背、肩こり・腰痛は、当店にいらっしゃる方でも多い悩みです。
そして、それらの改善方法の1つが「ストレッチ」です。
ところが実は、猫背や巻き肩の方は、すでにストレッチをしている状態なんです。
(「え?どういうこと?」という声が聞こえてきます…)
今回はそんなお話をしたいと思います。
猫背や巻き肩は「背中側のストレッチ状態」
ストレッチといえば「筋肉を伸ばして○秒キープして…」というものです。
ここで、猫背や巻き肩の姿勢を、イメージしてみましょう…
「猫背の姿勢…背中から腰を丸めて…伸ばしてる状態」
「巻き肩の姿勢は…肩甲骨と肩甲骨の間が広がって…伸ばしてる状態」
つまり、猫背や巻き肩は、背中側をストレッチしてる状態とも言えるんです。

長時間続くと「コリの原因」に
ストレッチは、短時間なら、筋肉をゆるめることに繋がります。
問題なのは、その姿勢を長時間続けること。
筋肉は、伸ばされ続けると小さな損傷を起こし、コリや痛みの原因になります。
さらに、胸側やおなかの筋肉は、ずっと縮まった状態になるので、硬くこわばり、伸びにくくなってしまいます。
(=良い姿勢がとりずらくなる)
「伸ばされがら耐える」は強い負荷
階段では、上りよりも下りの方が。
筋トレも、重りを上げる下ろしながらの方が。
筋肉にかかる負荷が大きいと言われます。
言い換えるなら、伸ばされながら負荷に耐えるのは、強い負荷がかかっている状態なんです。
改善のポイントは「胸側を伸ばす」
もし、デスクワーク、スマホをのぞき込む姿勢、中腰姿勢などで、肩コリや腰痛があったり、「猫背かも」「巻き肩気味かも」と思っているなら…
背中側だけではなく、胸側・おなかもストレッチした方が、効果的です!
●ずっと伸ばされる状態でいることで、コリができてしまっている首や肩、背中を、ほぐしたり、ストレッチする。
●そして、縮まった状態でいる、胸やおなかも、ほぐしたり、ストレッチしてあげる。
胸側やおなかもゆるめることで、より姿勢も整いやすくなりますよ。
実際の施術でも同じ事をしてます。
巻き肩や肩こりでは、肩先や鎖骨あたりを。腰痛ならおなかを施術することもよくあります。
そうすると肩コリや腰痛の改善の効果が上がるんですよ。
「反対側」がポイントなんです。

まとめ
巻き肩・猫背の方は、背中側ストレッチをし続けてしまっています。
それによって、背中側にコリができ、痛みを感じ、胸側・おなかが縮まった状態になっています。
だから、背中側だけでなく前側を緩めることも大事なんです。
最後に、普段から好評をいただいてる、胸側のストレッチ・背中側を緩めることが同時にできるセルフケア「タオルローラー」をご紹介します。
タオルローラーの作り方
















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