
こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下です。
凝り、違和感、痛み、動きが悪い…。
そういった体の不調って、嫌ですよね。
気になるし、スッキリしなかったり、やりたいことが思うようにできなくなることもあるし…。
でも、そういった不調による影響を受けるのは、あなただけではないんです。
「どういうこと?」と思われたかもしれませんね。今回は その理由を説明しながら “健康に対する考え方” のお話をしたいと思います。

■相手のためのための健康
「自分が、自分のために幸せでなければいけない、というのはもちろんだが、相手のためにも幸せでなければいけない」
というような言葉があります。
これは、「自分の幸せが、自分のためになるだけでなく、相手のためにもなる」というような意味です。
逆から考えてみると、分かりやすいでしょう。
家族や友人など大切な人が幸せだとうれしいし、辛そうなら心配になりますよね。
この考え方は、こんな風に言い換えることができるのではないでしょうか。
「自分が、自分のために健康でなければいけない、というのはもちろんだが、相手のためにも健康でなければいけない」
■自分の状態は、誰かに影響している
先ほどの例と同じように、身近な人が体調を崩したら心配になりますよね。
それだけでなく、家事や仕事などの、普段の流れが変わってしまって「どうしよう」と困ることもあるかもしれません。
つまり、幸せと同じように、自分の健康状態は、周りの人にも影響を与えるということなんです。
だからこそ、自分の健康を「自分のため」だけでなく「誰かのため」でもあるという視点で考えることに意味があります。
初めにお話しした「不調による影響を受けるのは、あなただけではない」とは、ということなのです。
■他人を意識することのメリット①
また、他人を意識して自分が健康でいようとすることにはメリットがあります。
メリット①
【人は、自分のためだとできなくても、誰かのためだとできることがある】
例えば、
・お客さんが来るから掃除する
・子どもも食べるから栄養のことを考える
このように、人は誰かのためなら動けることがあります。
こういったことは、相手のためにしたのかもしれません。ですが、もしその行動に相手が気づかなくても、ちゃんと自分にもメリットはあります。
掃除をすれば部屋はキレイになりますし、栄養を考えることで体の調子も良いでしょう。
“きっかけ” は誰かのためであっても、結果的に自分にメリットがあるのです。
高齢の方で「子どもに迷惑をかけたくないから」と、運動や体のメンテナンスに励むのもそうですね。
■年齢を重ねるほど他人を意識した方がいいかもしれない
以前、整形外科に勤めていた頃に印象的だった話があります。
高齢の患者さんがこうおっしゃっていました。
「普段は旦那と二人もあんまり掃除けど、誰かが来ると掃除してキレイになるから、たまには誰かに来てもらわないといけない」。
なるほどと思いました。
特に高齢になって人と関わる機会が減ると、人を意識することも減っていきます。
また衰えを感じることも手伝って、「どうせ自分なんて」「もう歳だし」と思い、体のケアも「これくらいでいいや」となってしまうこともあるのではないでしょうか。
自分を大切にすることの利点
「人は、他人、特に身近な人ほど、自分と同じように接する」という考え方があります。
つまり、自分を大切にすることは、他人、特に身近な人を大事にすることにもつながるということなんです。
今度は自分が大切にしてもらえる。そんな循環が生まれる可能性もあります。
自分が自分にどう接するか…自分を大切にして損はないと思いますよ。
■他人を意識することのメリット②
メリット②
【他人のふり見て我がふり直そう】
家族や友人、同僚に対して、こう思うことはありませんか?
「そんなに痛いなら診てもらえばいいのに」
「もう少し運動したらいいのに」
人は、他人のことはよく見えます。客観的によく見えるので、問題点も解決策も見えやすいです。
だからもし人のことで、気が付いたり、アドバイスをしたら、「自分はどうだろう?」「自分もそうした方がいいのかもしれない…」と考えてみるのです。

■自分のこととなるとできないのは…
「もう少し動いた方がいいのにな…」
「ちゃんとケアした方がいいのに…」
自分で自分にそう思っても、できないという人もいるでしょう。
それは、面倒、手間といった感情が出てくるからかもしれません。
そう思うのがいけないのではありません。そう思ってしまうのも自然なことです。面倒なものは面倒ですし、悪いことではありません。
そして無理にそういった感情を消そうとしなくていいのです。
そういうときのコツは、「面倒だな…」「手間だな…」だと思いながらすればいいのです。
面倒だなと思いながらでもすれば、その分が効果があります。逆にどれだけやりたいと思っても実際にやらなければ効果はないでしょう。
面倒、手間と思う、心や頭に従って行動するのでなく、体を“主”にして行動するのです。
部屋の掃除などで、やり始めたら気分が乗ってきたり、案外簡単だったり、終わったらスッキリしたり、もっと早くやればよかったと思った経験があるのではないでしょうか?
■健康とは
ここで少し「健康」という言葉を広い視点で見てみます。
「健康とは、肉体的にも、精神的にも、社会的にも、良好な状態であり、単に病気でないとか、弱っていないという状態ではない」
という考え方があります。
この中でいう「社会的」とは、他人との関わり、つまり人間関係のことです。
つまり健康とは、自分の体や心だけでなく、人とのつながりも含めた状態も考えないといけないということです。
経済的なことやコミュニケーションなど、社会で他人と良好な関係を築けるかというのがそれにあたります。
それに以外に、これまでお話してきたように「人のための健康」というのも大切なことです。
「その人が、その人のために健康でなければいけない、というのはもちろんだが、他の人のためにも健康でなければいけない」
「言われてみれば確かにそうだ」と他の人を対象にすると納得され方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■体も「人間関係」と同じ
そして、こういった相互関係にあるのは、体の中でも同じです。
肩や腰などの体の各部分は、それぞれが独立しているわけではなく、影響し合いながら体の全体として動いています。
例えば、猫背になると、巻き肩、ストレートネックになりやすくなります。
また、調子のいい部分が、悪い部分をかばうこともそうです。
体も人間関係のように、支え合いながらバランスをとっています。
もし調子の悪いところが増えてしまったら、体はどうなるでしょうか?
だから、悪いところを改善するのはもちろん、良いところを保つことも大事なのです。
良いところへのケアが、予防や維持、向上に繋がるだけでなく、不調がある部分の改善に繋がることもあります。
何の自覚症状もない臀部をゆるめたら、腰痛が改善したり、姿勢良くなったり、歩きやすくなることがあるように。
■最後に
「自分が、自分のために健康でなければいけない、というのはもちろんだが、相手のためにも健康でなければいけない」
医療費の問題や、退場してチームの人数が減った状態でプレーすることを想像すると分かりやすいかもしれません。
マッサージが好き、運動が趣味という人でなければ、「今の状態で困ってないし…」「凝ってるけど、これくらいなら…」と思えば、特にこれといってケアもしないかもしれません。
ですが、不調ではないけど好調でもない。そんな “半健康状態” の人もいらっしゃるのではないでしょうか。
“ベストコンディション” は、アスリートだけの特権ではありません。
「自分のため」でもあり「誰かのため」でもある健康…そう考えると今の体との向き合い方も、少し変わってくるのではないでしょうか。








コメント