「いろいろやってるのに良くならない…」その不調、“ケア方法の偏り”が原因かもしれません

セルフケア・お手入れ
松ヶ下
松ヶ下

こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下まつがしたです。

「いろいろ試しているのに、良くならない」
「施術に通ってるのに…」
「運動してるのに…」

そんな風に感じたことはありませんか?

その原因、ひょっとしたら “ケア方法の偏り” かもしれません。

今回は、そのケア方法の偏りについてお話したいと思います。


■バランスが大事なのはケア方法も同じ

「バランスが大事」というのは、栄養や運動などでよく言われることですよね。

ですがバランスが偏るは、食事や運動だけではなく、体のケア方法も偏りやすいのです。

そしてこの偏りが、不調改善の頭打ちの原因になってることも少なくありません。


■効果が実感できてるならそれでOK

例えば、体操やストレッチなど、日頃からセルフケアをされている方々がいらっしゃいます。

そういう方のお話を伺っていると、「同じ場所を、同じやり方で続けている」と感じることがとても多く、そうお話しすると本人も「言われてみれば…」と納得されます。

もちろん、それで効果を実感できてて、目的が達成できているなら問題ありません。

問題は、やっているのに思ったような変化が出ない場合です。

同じように、「施術に通ってるんだけど、思うように変化が…」という方もいらっしゃいます。

プロがすることでも、同じような方法を、同じ頻度で受けているなら、同じような結果になりやすいでしょう。

このように、ここでいうケア方法の偏りは、“自分がしてること” だけでなく、“人にしてもらうこと” も含めたものを指します。


■ケアすることの役目

ここで、“ケアすることの役目“ について考えたいと思います。

“慢性的な痛みの原因の多くは「持続的」「繰り返し」によるもの” と言われます。

つまり、肩こりや腰痛などは、日々の姿勢や動きの “偏り” が積み重なった結果とも言えるのです。

だから、ケアとは…

仕事や日常生活で繰り返される負荷によって偏ってしまう体の状態を整えること。

ケアすることで、凝りや痛みなどが起こる悪循環から、好循環に変えること。

と言えます。

簡単に言えば、お部屋を使っていれば、どうしてもいつの間にか汚れてしまうから、掃除することで、キレイになるというのと同じです。

ケアとは、お掃除なのです。


■同じようにすれば同じような結果になる

そんなケアですが、ケアすることが習慣になっているときに気を付けたいのが、ケア方法は偏りです。

ケア方法には例えば、

  • ストレッチ(伸ばす)
  • マッサージやほぐし(ゆるめる)
  • 筋トレや体操(動かす)

など様々な種類があります。「自分でする」「プロにお任せする」という分け方もあります。

人は、普段からやってることをしやすいという傾向があるので、どうしてもケア方法も偏ってしまいます。

施術を受けに行ってるなら、そこされる施術も同じようなものになるでしょうから、やはり偏り原因にもなります。

同じようなことをしていれば、同じような結果になります。

だから

「いろいろ試しているのに、良くならない」
「施術に通ってるのに…」
「運動してるのに…」

と感じている方は、ケア方法が偏っているかもしれないのです。

繰り返しになりますが、問題は「やっているのに、思ったような変化が出ない」という場合です。


■思った通りにいっていればいいけど、そうでないなら…

「これくらいの状態になればいい」
「これくらいもてばいい」
「ちょっとでも楽になればいい」

など、セルフケアや施術の目的や求める基準は、人それぞれです。

頻度も、通うペースも、望んだ状態になってるならそれでいいと思います。

ですが、

「やってるのに思ったほど…」
「やっても数日で戻るのが嫌」
「持続させたいのにそうなってない」

という状態なら、見直した方がいいでしょう。


■実際に施術していて感じるケアの偏り

普段、施術をしていて感じることです。

女性の方で、ストレッチを頑張ってしてるけど凝るという人は…

関節の動く範囲は広いけど、押すとこわばっているところ、痛いところがあり、そこをゆるめると、普段感じる凝りや痛みが改善することが多いです。

足がつるという方で、揉んでも柔らかくて痛みもなく、関節の可動域は広い方は…

自力で動かそうとしても、グーやチョキができない状態で、それをできるように練習すると、つりにくくなることがあります。


■“逆”をするといいかも

以前、ヨガのインストラクターや体操教室の先生とお話ししていたとき、こんな話題で盛り上がったことがあります。

筋トレ、体操など、動くといいと思っている人で効果が頭打ちしてる人は、ゆるめることで、改善することが多く。

ストレッチやマッサージなど、ゆるめる、ほぐすことがいいと思っている人で効果が頭打ちしてる人は、動かすことをすると改善することがある。

実際に筋トレをしてるんだけど凝るという人もいますし、もみほぐしに行ってるんだけど、ジムに行き始めたら凝りにくくなったという方もいらっしゃいます。


■犯人は他にいるかもしれない

また、施術をしていてよくあるのが

・患部以外に原因がある

本人が思っていもいないような部分が、こわばっていたり、施術すると痛みがあり、そこを緩めると不調が改善する

ということです。

・腰痛なら、背中や臀部のこわばり
・首肩こりなら、耳や腕・手指のこわばり

・つま先やふくらはぎがつる場合は、足部、足指のこわばり

など。

だから、セルフケアでも同じで、別の部分にアプローチすることが改善の頭打ちを破るコツになるのです。

・別の部分をストレッチしてみる
・別の部分をほぐしてみる
・ストレッチや伸ばすだけなら、ラジオ体操をしてみる、歩いてみる

「こんなところが硬いんだ」「ここを動かすと楽になる」といった発見があり、改善のきっかけになることがあります。

押してダメなら、もっと押したり、やさしく押したり、そもそも引いてみるのです。


■今までしてたことは無駄ではない

ここで誤解してほしくないのは、今までやってきたことが無駄だったというわけではないということです。

実際に、

「慢性的に腰痛があると言ってたけど、腰痛の人によく見られる臀部のこわばりがなく、股関節もよく動くな…」

という場合があり、お話を聞くと、ストレッチをしてるとおっしゃることばかりです。

やったとこは、ちゃんとその分の効果が出てるということなんです。

施術を受けに通ってるという方の場合も同じです。

「週1くらいで行かないと体がもたないんです」という辛そうな方でも、思ったよりも柔らかいなと思うことばかりです。


■その不調、「歳のせい」でなく「ケア方法の偏り」かも

改善への道は、選んだ道でスムーズに進むこともあれば、迷路のように、行き止まっては道を変え…という風に、試行錯誤しながら進むこともあります。

だから、色々してるのに良くならないときは、「歳のせいかな、ダメなんだ…」ではないかもしれないのです。

特に、肩こりや腰痛などの、生活習慣によるものは。


■シワになるからアイロンをかける

例えば、腰痛でも色々なタイプがあります。

自分では同じように生活してるつもりでも、体の状態が変わることがあります。

例えば、よく「何もしてないのに痛くなって…」という方がいらっしゃいます。

しかし、座っているだけでも、力が入っているところ、脱力していることをがあります。常に圧迫されて血流が悪くなるところもあります。

また、偏った状態が続けば、服のシワのようになり、それが凝りや痛みの原因になることもあります。

だからアイロンをかける必要があるんです。ケアする必要があるんです。


■ケア方法を変える柔軟性

それに「ケアしてずっと良かったんだけど、最近また…」ということもあるのです。

体の状態が変わることだけでなく、ケア方法が頭打ちすることも、普通のことなんです。

・うまくいってるなら、それをする
・行き詰ったら、別の方法をしてみる

それだけでなく

・うまくいってるけど、もっと効果を出したいなら別の方法をしてみる

という考え方もありますね。

視点を変える、別の方法を試す。そういった柔軟さが、結果につながっていきます。

道は1つではありません。変えていいのです。変わるのが普通です。


■ケア方法もが変わるのは普通のこと

もっと言えば、ケア方法は、年齢や生活状況の変化によっても変えてもいいのです。

変わるのも普通なのです。

若い頃は、ランニングや筋トレをして調子がよかったけど、仕事や家事で時間がなくなって運動できなくなったり、年齢を重ねてそういう運動がキツイこともあるでしょう。

だから、”そのときの自分” ができそうなこと、興味があるものをすればいいのです。


■「知らなかっただけ」ということもある

どんな事にも「知らなかっただけ」ということがあります。

不調が続く理由も、単純に「知らなかっただけ」ということもあります。

ケア方法も、別の方法があるということを、知らなかったいだけということもあります。

特に「やってるのに…」という人は精神的なダメージが大きいかもしれません。なぜならやってるからです。

やってない人は「やってないからね…」「やらなきゃね…」となりますが、やってる人は「やってて変わらないなら、ダメなのかも…」と考えてしまうこともあるのです。

ですがやっていても “やり方” が問題になることもあるのです。

だからこそ、私たちのような存在がいます。

こういった情報の発信や、施術をしたとき直接「こういう状態だから、こうしたらどうですか?」と提案したり。

すべてを一人で抱え込まず、一緒に走る伴走者として。


■最後に

ケア方法は、うまくいけばどれも正解です。

そして、合わなかったら、ちょっと方向を変えたり、大きく別の道を選べばいいのです。

だから腰痛でも、改善方法は1つではありません、別の方法で改善されることもあるでしょう。

これを読んでる方への朗報は、普段施術をしていて

“以前もしくは現在、運動やケアをしている人の方が、施術したときに改善しやすい”

と感じるいうことです。

それに、運動が昔から苦手で、セルフケアもしてこなかったという人に比べると、自分で運動したり、セルフケアへの苦手意識も少ないです。

逆に、ケアしてこなかった人でも、以前こちらのブログの最後でお話したように、本人が思っているほど悪くないという状態も多いです。

柔軟性が大事なのは、体だけでなく、考え方もですよ。


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