
こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下です。
「やっぱり筋肉を使うのは大事!」
最近、改めてそう感じます。
なぜかというと、
・筋肉は、使わないとこわばりやすく、使っているとこわばりにくいから。
(肩こりや腰痛は、“筋肉のこわばり” が関係していることが多い)
・筋肉は、年齢とともに落ちやすくなるから。
(使っていれば落ちにくい)
言い換えるなら、
「日頃から筋肉を使っていれば、凝りにくく、痛みにくく、長く健康でいられるなる」
ということです。
冒頭から長くなりましたが、今回はそんな、“筋肉と健康” についてお話ししたいと思います。
■セルフケアで改善しない人の特徴
普段、施術しながら色んな方のお話しを聞いていると、中にはセルフケアをしている方がいます。
ですがその中でも、症状が改善している方と、そうでない方がいます。
改善していない方に共通しているケア方法が
ストレッチ、揉む、テニスボールといった「緩める」方法 ”だけ” をしている
というのです。
その部分を自力で動かす(=筋肉を使う)ことをしていないんです。
緩めるだけの方法が悪いということではないんです。緩めるケアだけで改善する方もいます。
ただ、緩める方法だけをしてて効果が頭打ちしているなら、その部分を自力で動かす(=筋肉を使う)ことで効果が上がると考えられるのです。

■必要なのは「動かすこと」かもしれない
なぜ動かすことで、効果が上がるのか。
それは、緩めるだけでは、その状態を維持できない状態にあると考えることができるからです。
緩めて、柔らかくなっても、筋力が弱ければ、症状の原因となる動きや姿勢などに耐えることはできません。
例えば、車を度々ぶつけてしまうなら、必要なのは車を修理だけでなく、気を付けて運転することや、運転の練習も必要でしょう。
これを体に置き換えると、緩んだ状態を維持させるには、筋肉を使うことが必要なのです。
だから、
“緩めても不調が出やすいなら、必要なのは、緩めること以上に動かすこと”
と考えられるのです。
若い方も、特に女性は。
女性は男性と比べて、関節が柔らかく、筋肉量も少ないです。
現代は、体を動かす機会も減って、中高年の方に限らず若い方でも、首こりや姿勢の悪さを気にする方もいます。
筋肉を動かすことは、年齢を問わず、特に女性には大事なのではないかと思います。
■筋肉を動かすことで起こる作用
ここで、筋肉を動かすことで起こる体への作用について、少しご紹介したいと思います。
①血流が良くなる
②むくみの改善につながる
③熱をつくる
④骨が強くなる
⑤慢性炎症
⑥やる気
①血流が良くなる ②むくみの改善につながる
筋肉には、血液やリンパを流す “ポンプの役割” があるので、筋肉が動くことで血液やリンパの流れが良くなります。その結果、凝りやむくみになりにくくなります。
③熱をつくる
筋肉の働きは体を動かすだけでなく、“熱を産み出す”というのもあります。ですから女性や高齢の方の冷え対策にもなるのです。
④骨が強くなる
筋肉が収縮したり、体重がかかることで、骨に刺激が加わり、それによって骨が強くなります。骨粗しょう症が気になる中高年の女性だけでなく、運動不足になりがちな若い世代にとっても大切なことなのです。
⑤慢性炎症
動脈硬化、糖尿病、心疾患、認知機能の低下、加齢による筋肉量の減少などの原因になるとも言われる「慢性炎症」。筋肉が伸び縮みすることで、慢性炎症を抑える「マイオカイン」というものが分泌されます。
⑥やる気
筋肉を使うことで「やる気ホルモン」「若返りホルモン」といわれる「テストステロン」が、精巣や卵巣などから分泌されます。これは、筋力や骨、意欲や活力などにも関わっています。

■筋肉は、年齢を重ねるほど落ちやすくなる
「筋肉は、年齢を重ねるほど落ちやすくなる」と言われます。
だからこそ、年齢を重ねるほど、少しでも動かすことが大切なのです。
それに、普段から凝りや痛みがあるなら、その部分の筋肉の動きが悪くなってる可能性があります。
だから、
年齢を重ねてるほど、肩こりや腰痛などが慢性的であるほど、緩めるだけでなく、動かすこともした方が良い
と考えられるのです。
「筋肉は使わないと落ちる、弱くなる」とも言われるので、意識的に動くことが大事と言えるでしょう。
年齢による筋肉の落ち方
筋肉は20~30代をピークに少しずつ減っていきますが、70代頃になると、その減少スピードは20代の2~3倍になるとも言われています。
ですが、筋肉は90代の女性でも強くなるというのが科学的に分かっています。だから何歳になっても「もう歳だから」と諦めなくていいんです。

■「動かす」ってこれくらいでいい
動かすというと、
・年齢を重ねてる
・どこかに痛みや違和感がある
・運動の経験がない
・運動に苦手意識がある
そういう方ほど、「やっぱり動くことが大事なんだね…」と、気が重そうな表情をされることが多いです。
ですが安心して下さい。「動かす」と言っても、
・意識的に階段を使う、歩く
・ラジオ体操
・踵を上げ下げする
それくらいでもいいんです。
・足がつりやすいなら “足指ジャンケン”
・股関節の不調なら ”貧乏ゆすり”
・背中の凝りなら上半身を捻じる
といった程度の、簡単で部分的に動かすくらいでいいんです。
股関節の痛みを動かして改善
整形外科に勤めていた頃、慢性的に右の股関節が痛いという方がいました。
筋肉のこわばりを緩めても、また次の週には同じようにこわばって、痛みも出ていました。
ですが、フィットネスクラブに勤めていたので、軽い負荷で股関節を動かすことを勧めたら、それで良くなったことがありました。
■動くことは自分にしかできない
ストレッチなど緩めることは、本人に代わって他の人がすることはできますが、筋肉を自力で動かすことは、本人にしかできません。
それに、代わりに誰かが動いても、その人の足しにはならないのです。
アドバイスなら、他の人でもすることはできます。
「動かす」という動作だけを考えれば、ただ動かすだけなのですから、難しくも何ともありません。
だから、ブレーキになってるのは、苦手意識、やったことない、できないという “思い込み” で、やれば簡単なのかもしれません。
動くのも、動かないのも習慣になる
運動が習慣になっているときは、動かないと気持ち悪い。
でも忙しさなどで、動く習慣がなくなると、今度は、動くのが面倒になる。
この記事を読んでいる方の中にも、こういう経験をしたことがある方がいるのではないでしょうか?
■便利になっても体の仕組み変わっていない
現代は様々なことが便利になって、車やエスカレーターだけでなく、掃除といった身近なことまで、動かなくてもいいことが増えました。
そういう便利さは、これからもどんどん増していくでしょう。
ですが、世の中がどれだけ便利になっても、人間の体の仕組みは変わっていません。
体は、使ったら休ませることが大事ですが、使わずにいるなら動かすことが大事です。
それに、当たり前のように「人生100年時代」と言われるようになりました。
多くの方が望むのが、「長生きするなら、自分の足で歩いて…」という健康な状態でしょう。
それを実現させるためには、はやり自力で動くことが大事なんだと思います。

■最後に
「使わない機能は衰える」と言われます。
便利なものは楽かもしれませんが、その反面、動く機会を減らしてることにもなるのです。
だから…
“便利なものは上手に頼りながら、自分でも動くようにする”
これが、今の時代、これからの時代に合った現実的な健康法なのではないかと思います。
とはいえ、
「何をしたらいいか分からない」
「運動が苦手」
「痛みがあるから不安」
という方もいらっしゃるでしょう。
こわばった筋肉を緩めることや、体の状態に合わせて「こんな運動がいいと思いますよ」といったアドバイスなどのお手伝いもできます。
「もう歳だから」と諦めなくで大丈夫です。何歳からでもできることはあります。
これから先も元気に動ける体でいるために、まずはできることから始めてみませんか?










コメント