なぜ体を動かした方がいいのか?|関節の動きと痛みに関係する「関節包」の話

健康豆知識
松ヶ下
松ヶ下

こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下まつがしたです。

健康に関して「体を動かすことが大事」と言われますよね。

体を動かすことの大切さについて「動かさないと関節が固まるから」という理由があります。

では、関節が固まってしまうとどうなるのでしょうか?

動かしにくくなる…それも理由の1つですが、それだけでしょうか?もっと詳しい内容を聞いたことはないのではないでしょうか?

そこで今回は

・関節が固まるとどうなるのか
・なぜ体は動かした方がいいのか
・動かさないとどうなるのか

ということについて、関節の動きだけでなく痛みにも関わる関節包かんせつほうというものに注目してお話ししたいと思います。


■“関節の動き”にも“痛み”にも関わる「関節包かんせつほう」

関節包とは、その名前の通り関節・・んでいる袋」です。

肩や股関節、膝、背骨など、多くの関節に存在します。

その内側には、関節の潤滑油を分泌する「滑膜かつまくというものがあります。

関節包の特徴は…

  • 関節を安定させる
  • 関節の位置や動きを感じる
  • 痛みを感じる神経がある
  • その内側に関節の潤滑油の分泌する滑膜がある

 ※今回のお話のポイントになるので
  下線を引いてます。

つまり、関節包は、関節の動きや安定性、さらには痛みにも関わる重要なものなのです。


■同じ姿勢が続くと、関節包にも影響する

ですから例えば、

・デスクワーク
・車の運転
・家で座ってる時間が長い

このように、毎日同じ姿勢でいる時間が長いと、筋肉だけでなく関節包もこわばってしまいます。

例えばデスクワーク

例えば、毎日長時間デスクワークをしていると、肩関節も股関節も、同じ角度の状態が続きます。

本来、肩関節も股関節は前後、内側外側など、大きくさまざまな方向へ動かすことができる関節です。

しかし、毎日長い時間同じ角度でいると、関節を包んでいる関節包もその状態に合った状態になり、柔軟性の低下につながります。


■関節包は痛みにも関係します

では、関節包の柔軟性が低下すると何がいけないのか。

先にお話ししたように、関節包には、痛みを感じる神経があります。

そのため、同じ姿勢が繰り返されると、関節包がこわばり、痛みの原因につながるのです。

例えば、天気と痛みの関係…

天気が悪くなり気圧が下がると、関節周囲のかかる圧力バランスが変化し、関節包にもわずかな刺激が加わると考えられています。

関節包の柔軟性が低下していると、その変化を受け止めにくくなり、痛みや違和感として感じやすくなることがあります。

だから関節包の柔軟性を保つために、関節を動かすことが大事なのです。


■ケア方法を見直してみる

もちろん、四十肩や膝の痛みなどの原因が、すべて関節包というわけではありません。

ですが、一般的に原因として注目されることが多い筋肉だけではなく、関節も体の動きだけでなく、痛みに関係しています。

その理由を改めてちゃんと知れば、体のケア方法が変わるかもしれない。

そして、今までしなかった方法でケアをすれば、効果が上がる可能性があると考えられます。

例えば、揉んでばかりいたのを、関節を動かすことを意識して “ラジオ体操” をするとか。


■人間は、動かすことで油が出る

関節と言えば、よく「油が切れちゃって(笑)」と冗談でお話しされる方もいます。

機械の場合は、油が切れて関節部分の動きが悪くなると、油を注さなければいけません。

では人間の場合もそうなのかというと、人間の場合は…

動かすことで関節の中の潤滑油が出てるのです。

つまり、

人間は「動かすこと」が油を注すことになるのです。
(人間の体って、凄くないですか!?)

また関節を動かすことで、

関節包の柔軟性を保つ
関節液が関節内に広がる
筋肉のこわばりを防ぐ
血液やリンパの流れが促される

など、関節やその周りを良い状態に保つことに役立ちます。


■動くこは薬

“動かすこと” は筋肉の柔軟性のためだけではありません。“関節のお手入れ” にもなっているのです。

痛くなるのは、“使い過ぎ” という場合もありますが、“動かわなさ過ぎ” によっても起こるのです。

“動かわなさ過ぎ” によって

・関節包がこわばる
・油が出ない
・関節の周りの筋肉がこわばる

ということもあるんです。

だから、どこかに痛みがある場合でも、痛くない範囲で動かすと、痛みが改善したり、動かしやすくなったりするんですよ。


■痛いから動かさない。その前にできること

体に痛みがあると、

「動かしたら余計に悪くなったら…」
「痛いから動かしたくない」

と思ってしまうことがあります。

そういう方でも 、実際に関節を動かすと “痛くない範囲” があることも少なくありません。

それに、“痛みのない範囲でやさしく動かす” なら、少しは安心していただけるのではないでしょうか。

「慢性的な痛みには、安静は良くない」ともいわれます。

「痛くても無理して動かさなきゃ」いう方もいらっしゃいます。それもアリかもしれませんが、痛いのが嫌なら、“痛くない範囲で動かすという方法” もあるんですよ。


■施術でも感じる関節へのアプローチ

実際に施術をしていると、筋肉に直接アプローチしなくても、関節に動きをつけるようなテクニックをするだけで、

・動く範囲が広がる
・動きやすくなった
・さっきよりも痛くない

と感じられる方もいらっしゃいます。

だから「自分で動かすのは不安」「どう動かしたらいいか分からない」という方は

・まず、施術で動かしやすい状態を作る
そして、自分でも少しずつ動かす

その繰り返しが、動きやすい体づくりにつながります。

「動きやすい体」というのは、筋肉や関節が柔軟な状態なので、今より「動きやすい体」になれば、痛みや凝りの改善にもつながるでしょう。


■年齢を重ねるほど「動くこと」が大切です

年齢を重ねると、「もう歳だから…」諦めてる方も少なくありません。

ですが、年齢を重ねるほど、

・同じ姿勢でいる時間が長くなる
・体を動かす機会が減る
・筋肉や関節がこわばりやすくなる

ということも起こりやすくなります。

だからこそ、「年齢を重ねるほど、“意識して動かす”くらいで丁度いい」とも言えます。

そして、痛くない範囲で動かす“だけ”でいいのです。

無理に激しい運動をする必要もありません。

先ほどお話ししたように、動かせば油が出ますし、関節の周囲が柔らかくなって動かしやすくなります。

普段動かさない部分は動かすと違和感があるかもしれませんが、動かすことでそれが引いていくこともあります。

・痛くない範囲で動かす。
・普段動かさない方向へ動かす。
・いつもより大きく動かす。

そんな小さな積み重ねでも、筋肉や関節にとっては大きな刺激になります。


■関節は動かすもの

「動かさないと関節が固まる」

その理由の一つとして、“関節包”が関わっています。

関節包は、関節の動きだけでなく、痛みにも関わる重要なも部分です。

関節は動くための部分です。体を動かないことで関節を使わなければ、動こうと思ったときに動かしにくかったり、痛みを感じることにもつながります。

使わない機能は衰える…関節も、普段の生活に合った状態になるのです。

筋肉も、関節も、血液やリンパの流れも、“動くことで” 本来の働きを発揮しやすくなります。


■最後に

「痛いから動かさない」
「動かすと痛いから動かさない」

という状態が続くと、さらに体が動きにくくなるとういう悪循環になることもあります。

逆に

  • 痛くない範囲で動かすと、痛みが改善することがある
  • 動かしていると、こわばりにくくなり、痛みを感じにくくなる

という好循環になることもあります。

だからこそ、動かすことが大切です。

年齢を重ねている方ほど、慢性的な不調がある方ほど、“痛くない範囲で動かすこと”を意識してみて下さい。

動かすことをしてない人ほど、効果があるかもしれませんよ。

一人では不安という方は、是非ご相談ください。






LINE予約は24時間予約受付可能!
空き状況も確認できます。
※空き状況によっては予約なしでもOK

コメント

タイトルとURLをコピーしました