「強くないと効いてない」は思い込み?|やさしい刺激だからこその良さ

セルフケア・お手入れ
松ヶ下
松ヶ下

こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下まつがしたです。

世の中には、体を緩める方法がたくさんあります。

中には、触れてるだけ、ゆらすだけ、引っ張るだけといった「それだけでいいの?」と思ってしまうような方法もあります。

なぜ、こんなお話しをしようと思ったのか。

それは体を緩める方法に関して

「刺激がある=効いてる」
「刺激を感じない=効いてない」

そう思っている方がいるからです。

そして、そう考えるのをもったいないと思うからです。

調理法や料理に例えるなら

・「強火で一気に」という方法だけでなく、「じっくりコトコト」する方法もある

・「濃い味」だけでなく、「あっさりしてるけどじっくり味わうと深みのある味」もある

・「食べたいもの」と、「必要な栄養」が違うことがある

体へのアプローチ方法も同じであることを伝えたいのです。

そして、じっくりコトコトや、あっさり味が、触れてるだけ、ゆらすだけ、引っ張るだけといった、一見地味でやさしい刺激のアプローチ方法なのです。

これらは、むしろそうでない効果がでにくいこともあります。

冒頭から長くなりましたが、今回は、そんな “刺激の強さと効果” についてお話ししたいと思います。

特に、

・痛いのが嫌
・精神的リラックスが欲しい
・刺激の強いアプローチ方法ばかりしてる

という方にオススメです。


■地味でやさしい方法の例

ストレッチ

一見地味な方法で有名なのが、“ストレッチ” でしょう。

一瞬ギュッと伸ばして終わりというものではありません。30秒から1分すると、筋肉が伸びると言われます。

筋膜

また、“筋膜”へのアプローチでも、押したり、皮膚をスライドさせて、30秒から90秒持続させるという方法があります。

貧乏ゆすり

変形性股関節に良いと言われる “貧乏ゆすり” も、負荷の弱い、やさしい運動ではありますが、1回2回では効果を期待できないでしょう。

これらに共通しているのは、

「強い刺激ではなく、やさしい刺激を、ある程度の時間や回数続ける」

ということです。


■やさしい刺激の大きな特徴

やさしい方法の特徴は、“そうでないと効果が出にくい” ということだけではありません。

“精神的リラックス” が得られるところも大きな特徴です。

痛み、筋肉の緊張をやわらげる

精神的なリラックスは、副交感神経の働きを高め、痛みや筋肉の緊張をやわらげるといった効果もあります。

頭(脳)を休ませる

また、「じわっと伸ばされている」「ゆらゆら揺らされて気持ちいい」という感覚を味わうことで、その感覚に集中でき、自然と頭の中の考え事が少なくなります。

すると、体だけでなく、頭もスッキリできます。(やさしい施術で、終わった後に体も頭のスッキリするのは、不思議な感覚ですよ)

実際にそんな方法で施術すると、眠ってしまう方がとても多いです。

情報過多の時代と言われます。スマホを片時も放さず退屈しない分、脳は忙しくしています。だから意識的にリラックスさせ、頭を休ませることも大事です。

寝つき、睡眠の質

また「寝つきが悪い」という方にも、オススメです。

体がこわばっていると、寝つきや睡眠の質にも影響します。
体がリラックスしている方が、寝つきや睡眠の質も良くなります。

実際に、「施術を受けた日はよく眠れる」という方もいます。

実際に私自身も、寝る前に、やさしい刺激でケアしていますが、おかげで無理に眠ろうとするのでなく、自然に眠くなるという毎日です。


■セルフケアでするならこういうときがオススメ

こういった方法は1回ずつの時間はかかりますが、その分ゆったりした時間を過ごすことができます。

だからセルフケアでするなら

・ゆっくりしたいとき
・寝る前

がオススメです。

伸ばされてる感覚や、じわっと温かくなる感覚に意識を向けて、それにひたることができます。

また、テレビを見ながらなど、“ながら” ですれば、30秒や1分といった時間も長く感じないでしょう。


■地味でやさしい方法が、打開策になる!?

なぜ、刺激の強いアプローチ方法ばかりしてる方にもオススメなのか。

それは、先にお話ししたように、「やさしい刺激で、ある程度の時間や回数をしないと、効果が出にくい方法がある」からです。

「刺激がないと効いてない」と思う方の中には、30秒とか1分、やさしい刺激でジワッとという方法をしない方がいるのではないかと思います。

それに、それくらいの時間していたとしても、強い刺激に対して無意識に力んでいて、「緩ませようとしてるのに力んでる」という状態になっている可能性もあります。

だから、普段、刺激の強い方法をしていても効果がイマイチなら、一見地味なやさしい方法をするのが、打開策になると考えることができるのです。

する前とした後で

・触ったときの “こわばり” はどうか
・動かしたときの “可動域” はどうか
・“動かしやすさ”
はどうか

と確認すると効果が分かりやすいと思います。

目的のためにしてることと、実際に必要なものとが、違うこともあるのです。


■軽く押しただけでも、強い痛みを感じることがあるんです

刺激の話で、もう一つ知っていただきたいことがあります。

それは、

「軽く押しただけでも、強い痛みを感じることがある」

ということがあるということです。

なぜか。

例えば、筋肉がこわばっていなければ、多少強くしても痛くもありません。

ですが、筋肉がこわばっていたり、血行が悪くなっていると、軽い刺激でも痛みを感じることがあります。

肩や足裏が、分かりやすい例です。

子ども、健康な人、ケアしてる人ほど、柔らかく、押しても気持ちよく感じます。
ですが、こわばっている人ほど、軽く押しただけで痛みを感じます。

肩や足裏だけでなく部分もそんな風になるのです。

つまり、

痛みの強さは「押す力」だけで決まるものではなく “体の状態によっても変わる”

ということです。


■大事なのは効果

刺激の強さには好みがあります。もちろんそれも大事ですが、もう1つ大事なのが「効果」です。

効果といっても様々ですが、以下のように分けることができると思います。

【してるときの効果】
 ・感覚(気持ち良さ)

【その後の効果】
 ・感覚(スッキリ感)
 ・触ったときの “こわばり” はどうか
 ・動かしたときの “可動域” はどうか
 ・”動かしやすさ” はどうか

求める効果によっても方法は変わります。

  • とにかくギューっと押して欲しい
  • 筋肉を伸ばしたいから、気持ち良さとは関係なく、ジワーっとストレッチをする

など。


■どちらも目的や効果がある

刺激の強さと効果の関係は、初めにお話ししたように、調理法や料理がいい例だと思います。

・「強火で一気に」と「じっくりコトコト」
・「食べたいもの」と「栄養」

どちらが良いというのはありません。双方に目的や効果があります。

「こういう方法は、これに効く」
「これを緩めるなら、こんな方法がある」

そんな風に様々な方法があることを知ることは、より自分を整えるのに役立ちます。


■最後に

私自身、さまざまな施術法やセルフケアを学び、自分の体や施術で試すたびに、「体って本当にスゴイし、よくできてるし、面白いな」と感じています。

以前はあまり気にしていなかった方法が、あとになって「実はとても大事だったんだ」と気付くこともあります。

“ストレッチ”“ラジオ体操” もその一つです。

だから「この症状を改善したいから」という理由で、自分の体をケアすることもありますが「こうすると、どんな効果があるんだろう」と楽しく実験しながら行っています。

だからセルフケアをしたくなり、それが続いて習慣になってるんだと思います。

自分の体は、一生付き合わなければいけません。

色々知っていて、引き出しを増やすことに損はありません。

施術方法もセルフケア興味を持った方法、気になる方法、これはいいかもとピンときた方法を試してみてください。






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