「やった方がいい
分かっているけどできない」
体のケアについて、そういう心境の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今現在、肩こりや腰痛などで困ってる方もいれば、今はそれほどでもないけれど「した方がいいんだろうな」と思っている方も。
「分かってはいるけれど
なかなかできない」
そんな状態から抜け出す方法の一つが、あえて「強制的にする」ということです。
「強制的にする」というと、強引な印象を持たれるかもしれませんね。
今回は、そんな「強制的にする」ことの良さやコツについてお話ししたいと思います。
■「強制的にする」のも一つの選択肢
今お話ししたように「強制的にする」というと、強引な印象を持たれるかもしれません。
ですが
意志に任せると
「意志が弱いからできない」
気分に任せると
「気が向いたときだけしかしない」
「面倒だからしない」
ということになり、「良くなりたいという気持ちはあっても、できなくて…」と思っている方もいると思います。
だから、
「意志や気分だけではできないなら、あえて強制的にする」
というのも、一つの方法、選択肢だと言えるのです。
■強制されるとできる人もいる
私自身、施術で「絶対にこうしないとダメですよ」「絶対に来て下さい」と強く言うことはありません。
ですが中には、「厳しく言って下さい」と言われた経験あります。
人によっては、何かするときに、自分で決めてするよりも「決めてくれた方がいい」という方もいるのではないでしょうか。
特に自分が分からないことに関してはなおさら。
それに、「失くしてから分かるありがたみ」という言葉があるように、体についても「本当に困らないとできない」ということもあるでしょう。
でも、できれば困りたくないですよね。
だからこそ、“困ってから” 強制的にするではなく、“困る前に” 強制的にするという方法を選ぶのも一つだと思います。

■「強制的にする」ときのコツ
ただし「強制的にする」といっても、コツがあると考えます。
・やることは、
とても簡単なことにする。
・効果よりも
“行動できたこと” に注目する。
・「面倒だな」という気持ちは
あってもいい。
やることは、とても簡単なことにする。
やることを簡単なものにすることで、精神的負担を減らし、実際にすることもしやすくします。
効果よりも“行動できたこと”に注目する。
効果を感じることができればうれしいですが、「やった方がいいと思ってもできない」ことに困っているので、行動に注目します。
「面倒だな」という気持ちは、あってもいい。
「面倒だな」「やりたくないな」などの気持ちを消そうとしても消えないこともあります。消そうとするよりも動いた方が早いこともあります。
これは、
「文句を言いながらでも、歩けばその分だけ目的地に近づく」
というのと同じです。
目の前の「面倒」という小さな壁よりも、その先にある「こうなりたい」という姿に目を向けて行動するのです。

■まずは「できた」に注目する
ここからは少し、“効果と行動” についてお話ししたいと思います。
体のケアというと「症状が良くなったか」といった “効果” を気にしがちです。
もちろん、効果も大切です。
ですが、「やった方がいいと分かっているけど、できない」ということへの対策は、効果よりも “行動” に注目したいです。
目的は改善のため。
そのために行動する。
でも今は“できない”ことに困ってる。
だから、改善よりも行動に注目する。
今までやろうと思ってもできなかったことができれば、「できた自分」「私やればできるじゃん」という自信や達成感も得られるでしょう。
(子どもや他人なら、褒めるのではないでしょうか)
逆に、効果にばかりフォーカスして、
「やったのに効果がなかった」
「これだけしか変わらなかった」
となってしまえば、せっかく行動したのに、失敗のように感じたり、意味がないと感じてしまうかもしれません。
もちろん、やったことが自分に合っているのか、という確認は大事です。
ただ、それは行動できるようになった後に考えてもいいことです。
それに、実際にやったから効果の有無が確認できます。
だからまずは、効果よりも行動に注目するのです。

■「効果を出さなきゃ」とプレッシャーをかけない
また、何かしたから、すぐに変化が出るとは限りません。
それに、少し変化していても、自分では気づきにくいこともあります。
「これくらいでは良くなったとは言えない」と、期待値を高くしてしまうと、多少なりとも効果が出ていても、なかったことにしてしまうこともあります。
だからこそ、効果でなく行動を、「効果がないと意味がない」ではなく「とりあえずやってみよう」と思うくらいでいいと思います。
■心構えにもコツがあります
実際に行動するときの心構えは
「初めからうまくできなくて普通」
「効果はいったん置いておこう」
「うまくできなくても、
とりあえずやってみよう」
というくらい気楽に取り組む方がいいと思います。
そんな風にやってるうちに「いつの間にか習慣になっていた」ということもあるかもしれません。
運動やケアが続く理由の一つは、「頑張って続けているから」だけではなく、「気楽にやってたらいつの間にか」というのもあるでしょう。
習慣になってしまえば、こっちのものです。
■自分でできなければ、プロに任せるのも方法の1つ
不調の改善や体のケアに取り組む方法は、自分で行うだけではありません。
「自分でやろうと思っているけれど、
どうしてもできない」
「何をすればいいか、分からない」
「自分でやって、おかしくなったら嫌だ」
そんなときは、プロに任せるという方法もあります。
実際に
「行ったら思っていたほど
悪くないと言われた」
「思っていたよりスッキリした」
「もっと早く行けばよかった」
という方もいらっしゃいます。
これは体に限ったことではありませんが、自分でできることをしたり、一人で頑張るの大事だと思います。
ですが、人によっては、体の状態によっては、プロにお任せするというのも1つの方法です。
以前、施術していた整体のお店でも、
「うちの旦那が肩が凝るっていうから、私も行ってるからあなたも行ってきたらって言っても、全然聞かないんですよ」
という方がいました。
しばらくして、その旦那さんが来院されて実際に施術を受けてみると、思ったより楽になったそうで、それから通うようになりました。

■「今の習慣」が今の体をつくっている
今の体の状態は、これまでの習慣でつくられています。
今までと同じことを続けているだけでは、今までと違う状態にはなりにくいでしょう。
だからこそ、今の状態を変えたいのであれば、どこからでもいいので、少しでもいいので、今の習慣を変える必要があります。
・ストレッチや体操でもいい。
・少し歩くことでもいい。
・湿布を貼ることでもいい。
・意識的に伸びをするだけでもいい。
なんなら
・ケアグッズを買う
・方法やお店を検索してみるでもいい。
というのでもいいと思います。
「ケアグッズを買ったからやろう」と思うことにもつながりますし、検索して知識が増えることで「こういう方法が良さそうだ」「こういうところが自分に合ってそう」と風につながるかもしれません。
小さなことでも、今まで何もしなかったことをするのは、今までの流れを変えることになります。
何がきっかけになるか分かりません。小さなことでも、良かれと思って思い付いたことをやってみましょう。
■自分一人でなんとかしようと思わなくていい
「体のことで困っている。
でも、何をしたらいいのか分からない」
「やった方がいいことは分かっている。
でも、面倒でできない」
「どこに行けばいいのか分からない。
行くのも少し不安」
そんなとき、自分一人で何とかしようとする必要はありません。
そんなときのための、雑誌やSNSなどの”情報”があったり、“プロ”がいるのです。
不調の改善には、いろいろな方法があります。
だから、ひょっとしたら体のケアも、“できない”のではなく、“今の自分に合った方法を知らないだけ”かもしれません。

■最後に
「良くなりたいし、やった方がいいことも分かっている。でもできない…」
そんなときに、意志や気分に任せず、あえて「強制的にする」という方法もあります。
そして、そのときのコツは、“結果よりも行動したことにフォーカスする”ということです。
「行動することが目的」というくらいに思ってもいいと思います。
「案ずるより産むが易し」とも言います。
あれこれ考えたり、悩んだするのをストップさせて「とりあえずやってみる」というのもいいかもしれませんよ。
意志や気分でなかなかできなくて難しいなら、あえて「強制的にする」。
強引に見えるかもしれませんが、そんな方法もアリだと思いますよ。










コメント