
こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下です。
健康に関して「ストレスがいけない」「病は気から」とよく言われますね。
この言葉は、内臓や心の不調だけでなく、首や肩のこり、腰痛、膝の痛みなどの、筋肉や関節の不調でもよく言われることです。
ひょっとしたら、聞いたことはあっても「なぜそう言われるのか?」を深く考えたことがない方も多いのではないでしょうか。
今回は私なりに「ストレスがいけない」「病は気から」についてお話ししてみたいと思います。
ストレスを感じると、体の中では何が起こる?
まずは「ストレスがいけない」ということについてです。
精神的なストレスを感じると、呼吸が浅くなったり、筋肉や血管が収縮します。
これは、体が「戦うか逃げるか」のモード(交感神経)になるためで、この反応は、誰にでも起こる自然な仕組みです。
問題は、その状態が長く続いたり、繰り返されたりすること。
筋肉や血管が頻繁に収縮すれば、コリや痛みにつながってしまいます。
「病は気から」とは?“気”を考えてみる
次に「病は気から」です。
「病は気から」の「気」を「気持ち」「思い」「感情」「考え方」として考えてみます。
たとえば、不安、心配、恐怖があると、それが精神的ストレスとなり、先にお話ししたように、長く続いたり、繰り返されると、体の不調を引き起こすきっかけになります。
また、「痛くなるかも」という予感、痛みを連想させる言葉や表情などでも、脳では、実際に体が痛みを感じる部分が反応がすると言われます。
これは「脳は現実と想像の区別がつかない」と言われることからも、痛みをイメージすることは、体に悪影響になるでしょう。
(これを良い方に活用するのが「イメージトレーニング」です)
つまり、実際に痛くなってしまったことも、不安になることもしょうがないとしても、必要以上に悪いほうに考え過ぎたり、想像することで、自分で痛みを作り出すことになってしまうのです。
「痛み」をどう受け止めるかで、体の反応が変わる
痛くなったり、不安になるというのは、老若男女を問わず、健康な人でも誰にでもあります。
そう「しょうがない」ことなんです。
・いつもよりたくさん歩いて、痛くなった。
・普段しない事をして、痛くなった。
・急な動きをして、痛くなった。
など
原因が何であれ、実際に痛みが出てしまったのは、しょうがないことです。
ですが「その後の解釈」は変えられます。
●いつもよりたくさん歩いて、痛くなった。
…「あぁ、また痛くなった。」
→ 「いつもより動いたから、しょうがないね」
●普段しない事をして、痛くなった。
…「やっぱり私、ダメなんだ」
→「普段しないことをしたんだから、痛くなるのも普通かも」
●急な動きをして、痛くなった。
…「気をつけてたのになんで…」
→ 「ケアしてたり、気を付けてたけど、そういうこともあるよね」
こんな風に「その後の解釈」を、前向きに考えたり、楽観的に考えることで、心配や不安など、必要以上に悪い方へ考えることを防ぐことができ、不調にブレーキをかけることができます。
また「痛くなったらこれをすればいい」「痛くなったらプロにお任せすればいい」というような、対処法や安心材料を用意しておくことも、心配や不安の抑制になりますね。

「性格は変えられない」ではなく、「考え方のクセ」は変えられる
とはいえこれを読んでいらっしゃる方の中には「性格は変えられない」「私はネガティブだから無理」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、性格は変えられなかったとしても「考え方のクセ」は変えられるんです。
学生時代や社会人になってから、考え方が変わった経験はありませんか?
子どもの頃と今とでは、物事のとらえ方がきっと違うはずです。
考え方のクセを変えるのは、自転車の練習のようなものです。
最初はうまくいかなくても、繰り返すうちに変わっていきます。
・初めからうまくいかなくて普通
・すぐに効果を感じなくても普通
・いつも前向きでいられなくても普通
そんな風に「うまくいかない事を前提して取り組む」ことがコツ。
そして、うまくでいったときはそれを素直に喜んで。でも評価基準は「取り組んだこと」。
そして取り組み方は「そのときに、できるだけ」。
なぜなら、その日の体調や気分で変わるでしょう。それに今までうまくいってたけど、最近うまくいかないということがあるでしょうから。

「不調を数える」から「できたことを数える」へ
体と同じように、考え方など心にも“クセ”があります。
そのクセを整える、別の方法のひとつが「よかった日記」や「できたメモ」です。
・以前より痛くなかったこと
・悪いときと比べた可動域
・以前よりできたこと
・ケア・お手入れを実践できたこと
・そもそも痛みも不調もない部分があること
・痛くなると思ってけど思った程でなかったとき
など。
こういった内容を意識的に思い出して書き出してみます。
「意識的に」というのがポイントです。
「すぐに思い浮かべれる事」だけでなく「よく思い返すとあった事」もあるでしょうから。
これによっては、今まで無意識に「腰が…」「肩が…」とその都度、実況中継し、不調ばかりを数えていたのを、「良かったこと」や「できたこと」もあったことを確認するのです。

自分の体と心の「取扱説明書」をつくる
こんな風に、意識的に確認することは、自分自身に興味を持つ・観察するという風に言い換えることができます。
自動車だって、運転が苦手でぶつけたり、オイル交換などメンテナンスをしなければ、調子が悪くなります。
運転に気を付けたり、定期的なメンテナンスをするからこそ、長く快調に走れるのです。
これは、体や心も同じです。
自動車学校のように習いに行ったり、義務教育で教わることもありません。
ですが、死ぬまで付き合う自分の体と心。それについて知ること、できる事をすることはとても大事で、損はないと思います。

最後に
もちろん、これも自動車と同じように、興味がないし、よく分からないけど、「こうするといいですよ」というアドバイスを実践したり、困ったらここへお願いするというようなプロに任せるのも、ひとつの方法です。
ただし、人間の体や心は、自動車のように、メンテナンスから運転まで、すべてを他人に任せることはできません。
だからこそ、少しでも自分でできることするのが大事で、やるうちに上手になるんだと思います。








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