膝痛と体重の関係。体重を落とす前に“ゆるめる”だけで変わることがあります。

膝のお悩み
松ケ下
松ケ下

こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下まつがしたです。

「体重を落としましょう」

膝が痛くて病院に行くと、そう言われた経験のある方が多いのではないでしょうか。
確かに、体重は膝への負担の一つだと思います。

ですが、整形外科を含めて長年施術をしてきて、次のような方を見てきました。

体重を落としても痛みが変わらなかった方
体重を落とさなくても改善した方

つまり、膝痛の原因や対処法は「体重だけ」ではないのです。

今回は、その理由についてお話ししたいと思います。


■体重よりも、まず“動きやすさ”

私がこれまで施術をしてきた中で感じるのは、膝が痛い方の多くに「筋肉や関節のこわばり」があるということです。

例えば、

・股関節の動きの不充分
・大腿の前面や外側の筋肉のこわばり
・ふくらはぎのこわばり

こうした部分のこわばりは、膝の動きを制限したり、膝に負担をかけることになります。

また、筋肉のこわばりが、膝辺りに痛みを感じさせるということもあります。

その結果、体重がそれほど重くなくても膝が痛くなる人もいれば、反対に体重が重くても膝を痛めにくい人もいるのだと考えられます。

同じ体重でも、膝を含めた関節や筋肉が充分に動くかどうかで、膝の痛み、膝にかかる負担の大きさは人によって違います。


■実際に見てきた例

お相撲さんを見てもわかるように、体重が重いからといって全員が膝を痛めているわけではありません。
逆に、細身でも、膝が痛いという方もいます。

たとえば、こんなケースがありました。

・運動はまったくしていないけど、大腿やオシリのこわばりを緩めたら痛みが軽くなった方

むくみを取っただけで、膝の痛みが軽くなった方

膝の関節のねじれを整えたら改善した方

つまり、「体重を落とす」よりも先に、動きをスムーズにしてあげるだけで改善されることがあるんです。

それに体重を落とすとしても、動ける体の方が落ちやすいでしょう。

【膝のねじれ】


■体重以外に考えられる、膝痛の原因の例

膝の痛みには、次のようなことも原因になると考えられます。

・腰の丸まり
・骨盤の歪み
・お尻のこわばり
・股関節の動きの不充分、動く向きの偏り
・太ももの外側・前外側のこわばり
・お皿(膝蓋骨)の動きが悪い
・膝関節のねじれ
・ふくらはぎの硬さ
・足首の動きの偏り
・脚のむくみ

【原因は体でなく靴かも⁉】

整形外科に勤めていた頃、「外で歩くと膝が痛い」という方がいて、靴底の減り方を確認したら、痛い側の外側だけがかなり減っていて、を新調したら良くなった。ということもありました。


■「こわばりを緩める」だけで変わることも

「運動して筋肉をつける」「痩せる」と聞くと、ハードルが高く感じる方も多いのではないでしょうか。

でも、筋肉のこわばりを緩めて関節の動きを良くするだけでも改善することがあります。

・膝辺りに痛みを出していた、筋肉こわばりが緩めば、膝の痛みが減る

・股関節、足首などが動きが良くなれば、膝への負担が減る

・こわばりが緩んで血液やリンパが流れると、むくみが改善され、脚が軽くなる

必要なのは、筋力を強くすることよりも、筋肉や関節のこわばりを緩めること。そういう場合も多いんです。

部屋をキレイにするのに、収納を増やすのでなく、いらなくなったものを捨てて、置き場所を整えるだけで、スッキリするのと似てるかもしれません。

筋肉や関節の動きを、一度リセットしてあげる、整理整頓してあげる。

【たまに膝痛の方にみられるもの】

中高年で膝の痛みのある方の中には、青いボコボコや、赤紫のモヤモヤといった、下肢静脈瘤のようなものがみられることもあります。特に高齢者は。


■整えたら次は「片足ちょっと曲げ伸ばし」

膝が痛い方にとって、“階段の上り下り”は怖い動きです。

無理のないように一段ずつ、転倒しないように、手すりや壁をつたって…。

地下鉄でも、すぐに行ける階段を使うか、遠くまで歩いてエレベーターで行くか…。

そんな方におすすめなのが、筋肉のこわばりや関節の動きをある程度、改善させた上での(どこかにつかまった状態で)「片足でちょっとだけ曲げ伸ばし」です。

これは、階段の動きに近い運動でありながら、無理なくできる“中間ゴール”のようなものです。

そもそも歩行というのは、片足に全体重をかけて、10:0にしないと次の一歩を出せません。

これが階段となると、片足に全体重をかけた状態で、スクワットのように、膝や股関節、足首を曲げないと、次の一歩を出すことができません。

だから、ある程度改善されたら、中間ゴールとして「片足でちょっとだけ曲げ伸ばし」をすることが大事なんです。


【片足でちょっとだけ曲げ伸ばし


■「怖さ」が減ると、動けるようになる

「片足でちょっとだけ曲げ伸ばし」のもう1つの期待できる効果は「恐怖心」です。

膝の痛みがある多くが
「膝を曲げるのが怖い」
「片足に体重をかけるのが不安」
という恐怖心を抱えていると思います。

どれだけ体の状態が良くても、恐怖心がその動作をするブレーキになります。

だから、こわばりを緩めて終わりでなく、平地で軽く曲げ伸ばしすることで
「膝を曲げても大丈夫」
「これくらいなら体重をかけても大丈夫」

と体で覚えてさせることで、心も改善させることも大事なんです。

恐怖心を感じる、階段の上り下りに近い動きを、安心安全な平地で、つかまりながら行うんです。

1.筋肉のこわばりを緩める
2.関節の動きを整える
3.両足で動く練習をする
4.片足ちょっと曲げ伸ばしに挑戦する

というように、ステップを踏みながら、実際に使える体に落とし込んでいくんです。

嫌なのは、痛み、恐怖、思ったように動けないことへのストレスといった、心の状態なのかもしれません。

「片足ちょっと曲げ伸ばし」に期待できる他の効果

下半身全体が強くなるので、歩行のしやすくなったり、オシリの筋肉を使うので、スタイルアップにもつながりますよ。
中高年の方のお悩みの1つ「オシリがなくなった」にもオススメです。


■まとめ

体重は膝痛の原因の一つではありますが、それだけが原因ではありません。

私の経験上、むしろ、筋肉や関節のこわばりを緩めるなど、体を整えて、“動きやすさ”を取り戻すことの方が、改善につながることの方が多いです。

こんな風に「患部もみる。患部以外も見る」ことが大事だと考えています。特に慢性的に痛い場合や、痛みのある患部だけへのアプローチで改善されない場合は。

緩めることは、運動や痩せることよりも、ハードルが低く、やりやすいでしょう。

簡単なことから初めて、それでもダメなら体重を落とすという順番もありますよ。


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