
こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下です。
よく「運動をした方がいい」と言われます。
ですが「運動がどういいのか、イマイチよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、肩こりや腰痛といった、筋肉や関節の不調の視点から、私なりの考えをお話ししたいと思います。

痛みの原因は「持続的」「繰り返し」?
私たちの体は「日常生活のクセ」の影響を受けています。
利き手、座る椅子の高さ、職業…など、どんな人でも、生活パターンはある程度決まっています。
言い換えると「同じ部分を、同じように動かし続けている」ということです。
専門書などでも言われていることですが、
ぶつけた・転んだといった “外傷” を除いた、慢性的な痛みの原因の多くは「持続的」「繰り返し」によるもの
つまり、同じ姿勢、同じ動作で、同じ場所に、負担をかけ続けることです。
「いつもと違う動き」が体を変える
では、どうすれば、そういった痛みを防ぐことができるのか。
方法の1つは「普段と違う動きをする」ことです。
普段あまり動かさない方向に動かす。
使っていない筋肉や関節を使う。
これを分かりやすい一言で表すと「運動」とも言えます。
さらに、筋トレのように、普段よりもしっかり動かすことで筋力、持久力がつき、同じ姿勢や動作の繰り返しにも、疲れにくく、凝りにくい体になっていきます。
「運動=特別なこと」ではない
「運動」と聞くと、走る、筋トレ、ヨガ、ラジオ体操、ストレッチなど、思い浮かべるものは、人によって様々でしょう。
ですが、これらに共通することの1つに「筋肉や関節を動かす」があります。
ということは、
筋肉や関節を動かす = 運動
とも言えるのです。
そう考えると、人に筋肉や関節を動かしてもらう “施術” も運動の一つと捉えることもできます.
違いは、自分でするか、人にしてもらうかだけで。
実際に、脳梗塞の後遺症などで寝たきりの方へのリハビリでは、ご本人がまったく動かせない状態の場合、施術者が動かすことで、関節の動きを保ったり、こわばりを防いだりすることがあります。
(ただし、自分で動かさないと、筋力や持久力は維持・向上は難しいでしょう。)
大人になるほど「動かない時間」が増える
子どもの頃は、体育の授業や部活動など、体の色んな部分を、色んな法へ動かす機会がありました。
しかし大人になると、自分で作らない限り、走ったり、体を大きく動かす機会は減ってしまいます。
そして、年齢を重ねるほど筋肉は落ちやすくなります。また「使わない機能は衰える」とも言われます。
ですが朗報もあります。「90代でも筋力は向上する」とも言われるんです。
何歳からでも体は変わるんです。
(背骨などの体のゆがみも、中高年でも変わることがあります。)
そう考えると、大人ほど体を動かした方がいいのかもしれません。
年齢を重ねるほど、長年の生活習慣やクセで、筋力がこわばってたり、関節の動きが偏っています。
だから、ストレッチなどの “やさしい運動” や、人の手を借りた運動 “施術” が役立つでしょう。
実は「動かした方が良くなる」ことも多い
運動と体の不調に関しては、こんな声を聞くこともあります。
「散歩をするようになったら、肩こりが良くなった」
「セルフケアで動かしたら、 腰痛が軽くなった」
これらは運動をしたことで、筋肉がほぐれ、関節の動きが良くなり、血液やリンパの流れを良くなったのが理由でしょう。
こういうお話を聞くたびに「揉んだり、ストレッチするのもいいけど、やっぱり自力で動かすのも大事!」と思うこともあります。

痛いところだけが問題ではない
肩こりや腰痛があると「痛いところ」ばかりに意識が向きます。これは当然のことです。
しかし、あまり意識されないかもしれませんが、「問題なく動いている部分」もたくさんあります。
体は、良い部分が悪い部分を、かばい、カバーすることで、負担が “分散” されます。
つまり、好調な部分が頑張ってくれているから、今の状態でいられるのです。
だから
・不調の部分のケア
・好調な部分のケア
この両方が大事なのです。
実際に、膝が痛いという方のお話を詳しく聞いていると、「以前は右の膝が痛かったけど、今は左が…」という方もいらっしゃいます。
骨折しても患部以外を動かす事が大事
例えば、肩を骨折した場合でも、手指などを動かすことで血流が良くなり、回復が早まると言われています。
無理のない「ちょうどいい運動」を。動かす前に「ゆるめる」という選択
とはいえ、どれだけ運動がいいと言われても、不調があると「動くのが怖い」「運動は苦手」と感じるのも自然なことです。
無理に「何歩、歩かないといけない」「これだけのメニューをしないといけない」とする必要はありません。なぜなら、全員の体の状態が同じでないからです。
大切なのは、“今の自分”に合った運動…筋肉や関節の動かし方です。
何事も “程度” や “順番” があります。
こわばっている部分を動かせば、痛みが出ることもあります。
でも、無理のない範囲で動かしていくと、少しずつゆるんでくことがあります。
そして、もし動かして痛いのであれば、まずは、筋肉や関節を「ゆるめる」ことから始めるのです。
関節の油
人間の体は、機械とは違い、油を注さなくても、関節を動かすことで潤滑油が出る仕組みになっています。
施術は「動きやすくするためのサポート」
そういった点で、施術は役に立ちます。
「運動の前の準備運動」のように、自分で運動をする前に、人に筋肉や関節の動きを良くする。ほぐしてもらう。
それに施術なら、プロがチェックして、自分では動かしにくい部分、届かない部分にアプローチすることができます。
「より筋力をアップさせたい」「より理想の体型になりたい」「効果的な運動を教えて欲しい」というためにパーソナルトレーニングがあるように。
筋トレしなくても握力が強くなる!?
高齢の男性の中には「握力が弱くなったから、器具を使って握力のトレーニングをしてるけど効果を感じない」という方がいらっしゃいます。
そういう方の、腕や手の筋肉や関節を緩めるだけで、握りやすくなり、力が入れやすいと実感されることがあります。
筋力をつける前に「ゆるめる」だけで変化が出ることもあります。
トレーニングしたわけでもないのに、施術を受けた帰りに「体が軽い」と感じるのも、ちゃんと動くようになった効果でしょう。
まとめ:できることから少しずつ
「運動」と聞くと、苦手意識を抱く方もいると思います。
ですが、お話ししてきたような「運動」に対する考え方や効果があります。
・「持続的」「繰り返し」が不調の原因になるから、“普段と違う動きをする” ことが大事
・「筋肉や関節を動かす = 運動」と言える
・走るや筋トレだけでなく、ストレッチや施術も「運動」と言える
・「散歩をするようになったら、肩こりが良くなった」というケースがある
・負担を分散するために “良い部分” のケアも大事
・“今の自分” に合った運動が大事
「こういう考え方もあるんだ」と少しでも参考になればと思います。
筋肉や関節などの、動くべき部分を動かして、血液やリンパなどの流れるべきものが流れれば、凝りにくく、柔らかい状態を保つことができますよ。







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