足のむくみ・足がつる原因は水分だけじゃない?体の仕組みから考える改善のヒント

脚やせ
松ケ下
松ケ下

こんにちは。名古屋市中村区で「痛くない整体」をやっています。整体院アネロの院長・松ヶ下まつがしたです。

「足のむくみって、
 水分の取り過ぎなんですよね?」

「足がつるのは、
 水分が足りないって言われました」

こういう声をよく聞きます。

実際に、水分量が体に影響することはあります。
水分の取り過ぎで、むくみやすくなることもありますし、水分不足で足がつることもあるでしょう。

ただ、長年施術をしていく中で、少し違った見方も必要ではないかと感じています。

それは、
頻繁に、むくみやすい人
・頻繁に、足がつる人
がいるということです。

もし水分だけが原因だとすると、毎日のようにむくむ人や、しょっちゅう足がつる人の説明が少し難しくなるように思います。
もちろん水分が関係している場合もあると思いますが。

それに施術をしていると、水分の量以外で改善されることが多いのです。

今回はそんなお話をしたいと思います。


■むくみやすい人、つりやすい人の共通点

これまで多くの「足がむくみやすい」「足がつりやすい」という方を施術してきて、感じる共通点があります。

それは、

足指、足首、ふくらはぎのかたさ。

ここでいうかたさには、2つあります。

1.触ったときの筋肉のかたさ
2.関節の動きのかたさ

特に「触ったときの筋肉のかたさ」では、“軽く押しただけで強い痛みを感じる” それくらいこわばっているという状態の方も少なくありません。

足指や足首がスムーズに動かず、筋肉もこわばっている状態の方は、むくみやすかったり、足がつりやすかったりすることが多いようです。

ほぐし方のコツ

青竹踏みなどでほぐすときのコツは、痛いのを我慢しながら無理にグイグイせず、“痛気持ちいい”を上限にして、“気持ちいい” や “物足りないくらい”ですることです。

“する前と後” の変化を、押したり動かして確認するのもコツです。


■”かたさ”が流れを悪くする

“筋肉がこわばってる”状態だと、血液やリンパの流れが悪くなり、流れるべきものが流れないことで、結果としてむくみにつながることがあります。

また、“関節を動かすことが少ない” ことで、関節の周りの組織も固くなりやすくなります。

関節が動くときは、筋肉もセットで動きます。

ですから、関節があまり動かなければ、筋肉が動くことも減ってしまい、結果として、筋肉もこわばりやすく、むくみにつながることが考えられます。

これは、“座りっぱなし “立ちっぱなしで足がむくみやすくなることをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

長時間、同じ姿勢を続けると、筋肉や関節はがあまり使われません。
すると、足の血液やリンパの流れが滞りやすくなり、むくみやすくなるのです。

「持続的」「繰り返し」

これは専門書でもよく言われる痛みの原因となるものです。

「“持続的に”負荷がかかって…」
「”繰り返し”同じ動作をして…」

ですから、使ったら休む・伸ばす・ほぐすなどのケアで、”持続的“ や ”繰り返し” にブレーキをかけることが大事なんです。


■こわばりは「つる原因」にもなる

筋肉や関節がこわばっていると、ちょっとした動かしただけで、足がつることもあります。

足がつりやすいという方を施術をしていて感じるのも、足指や足首のかたさです。

足指、足裏のこわばりや、足指、足首の動き具合を確認してみると、かたくなっていることが多いんです。

  • こわばっていて、軽く押しても強く痛みを感じる
  • 足指で “グー” や “チョキ” をすると、上手にできなかったり、つってしまう

そういうことも少なくありません。

そして、足指や足首をゆるめて、動きを良くすると「その日はつらなかった」「久しぶりにつらずに寝られた」という方が、かなり高い確率でいらっしゃいます。

また「足がつる」という方のお話を聞いていると、「普段あまり歩かないけれど、昨日、たくさん歩いた」という方もいらっしゃいます。

つまり、筋肉も関節も、普段から、柔らかくしてよく動かしていることが、足をつりにくくする方法の1つと言えるようです。

痛風と足指痛み

以前「痛風で、足指が痛い・つりやすい」という方が2人いました。

1人は、70代・男性。
もう1人は、40代・男性。

2人に共通していたのは、足指や足裏など、足首から先のこわばりでした。

「痛風だったとしても、足指のこわばりがなかったら、つったり、痛みの程度は軽くなるのでは…原因は痛風だけなのか…」と、思ってしまいました。


■ふくらはぎの大切さ

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれます。

ふくらはぎは、足首を動かすときに働き、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして、血液やリンパを心臓へ戻すのを助けます。

このふくらはぎの筋肉がこわばったり、足首をあまり動かさないと、ポンプの機能が弱くなり、足に血液や水分がたまりやすくなり、むくみにつながることがあります。

中高年の方のふくらはぎなどに見られることがある、下肢静脈瘤のような“青いボコボコ” “赤紫のモヤモヤ”

これが見られる人は、“足のむくみ” や “足がつりやすい” という症状が出ることがあります。

この下肢静脈瘤のセルフケアとしてよく紹介されるのが、( “立った状態” や “座った状態” での)かかとの上げ下げする運動です。

これは、ふくらはぎの筋肉を動かして血流を助ける目的があります。

つまりここでも、筋肉や関節を動かすことが大事だと考えられているわけです。

水分をとらないとむくむ?

「水分を取らないと、体が水分をため込もうとして、逆にむくみにつながる」

そういう人体の仕組みがあると言われます。


■“使い過ぎ”ても、“使わなさ過ぎ”ても、不調の原因になることがある

体は、家や自転車、車などと同じように、

  • “使い過ぎ”ても不調が出ることがある
  • 使わなさ過ぎ”ても不調が出ることがある

という特徴があります。

使っていない筋肉はこわばりやすく、動きも悪くなります。
逆に使い過ぎても、筋肉がこわばってしまう原因になります。

だからこそ大切なのは、

  • “使い過ぎ”ているなら、ゆるめること
  • “使わなさ過ぎ”ているなら、動かすこと

これがバランスを取る方法の1つになります。

これは足だけでなく、体の全体にも言えることでしょう。

「適度な運動」の「適度」ってどれくらい?

体の状態、体力にもよりますが、共通して言えるのは、動かしてるときやその後に、痛みや違和感が強くなければ、適度の範囲内ではないかと思います。

痛みを我慢して行ったり、後で強く痛みが出るようなら、“適度”を超えていると考えていいのではないかと思います。


■おわりに

「足のむくみは水分の取り過ぎ」
「足がつるのは水分が足りないから」

一般的にそう言われるので、足のむくみや足がつる原因を考えるとき、水分の量に目が向きがちです。

もちろん水分も大切な要素の1つです。
ですが、それだけでは説明できないケースもあり、それ以外で改善することもあります。

もし「よく足がむくむ」「足がつることが多い」という場合は、足指・足裏・足首・ふくらはぎといった、“そもそも症状が出ている部分” に目を向けてみると、改善のヒントが見つかるかもしれませんよ。

筋肉や関節などの “動く部分が動き”、血液やリンパなどの “流れるものがちゃんと流れる” 状態に整えることで、改善されることがありますよ。


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